古都ブログ
ねねの道
-
1update
ねねの道は一年を通じて観光客が絶えない京都東山の人気散策スポットです。
東山区の高台寺西側を通る道で、かつては高台寺道と呼ばれていました。
道の名は、高台寺に祀られている豊臣秀吉の正室、
北政所(ねね)がこの地で余生を送っていたことから「ねねの道」と名付けられました。
高台寺から見て道を右手に進むと八坂神社に通じ、
左手に行くと二寧坂や産寧坂を経由して清水寺に行くことができる便利な道です。
近年、電線地中化工事が行われ、
1998年(平成10年)に約2,500枚の御影石が敷かれて美しい石畳の道になりました。
使用された石畳は、昭和50年代に廃止された京都の市電の敷石を再利用したものだそうです。
白峯神宮
-
1update
新年明けましておめでとうございます!
昨年は古都ブログをご愛読いただきまして誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、今年のスタートはスポーツの神様で有名な「白峯神宮」について
ご紹介いたします。
白峯神宮はこじんまりとした社ではありますが、
伊勢神宮や出雲大神宮などと同じれっきとした「神宮」です。
そもそも神宮とは、天皇家や皇室に関係が深い一部の社のみに使われる社号で、
全国でも二十数社しかありません。
明治天皇が父帝の遺志を継承し、
もともと蹴鞠や和歌を教えることを家業としていた公家・飛鳥井家の屋敷跡に創建されました。
鞠の神様である「精大明神」が祀られていることから、球技愛好者に崇敬されています。
また、日本で唯一の「闘魂守」というお守りがあることでも有名で、
球技や武道をはじめとしたスポーツの上達を目指されている方の必勝祈願として
これを求めて訪れる方が多いのだとか。
白峯神宮には他にも枕草子もその味をほめた美味しい井戸水や、
樹齢800年の木など、いろいろと見所がたくさんあるスポットです。
六角堂
-
1update
弊社から徒歩5分のところにある、六角堂(頂法寺)をご紹介いたします。
六角堂は、587年に聖徳太子によって建立された寺院です。
本堂の形状が六角形をしていることから「六角さん」という愛称で
親しまれています。
人間には六つの感覚、つまり六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)がありますが、
その六根により心に煩悩が生じてしまいます。
心の角をなくして穏やかでいるために、六角形の角と角とをつなぎ
合わせることで円満で幸せな生活が送れるのだとか。
つまり、煩悩が無くなれば幸せになれる“六根清浄を願う”という
意味が六角形には込められているんですね。
また、本堂北の本坊は池坊と呼ばれて室町時代以降多くのいけ花の名手を輩出し、
華道発祥の地としても有名で、現代も池坊華道の拠点となっています。
他にも、六角堂には毎日3回全自動でつかれているという珍しい鐘があります。
一年に一度だけ、大晦日には一般開放されるので、
お近くの方はぜひ2017年の締めくくりに鐘をつきにいかれてみてはいかがでしょうか。
京都駅クリスマスツリー
-
1update
街はどこもクリスマスムード一色ですね。
京都駅ビル4階の室町小路広場では高さが22mもある
巨大クリスマスツリーが飾られています。
17:00~はイルミネーションが始まり、
お昼とはまた違った煌びやかな姿を見せてくれます。
ツリーの台座は、京都にゆかりのある若手アーティストや
学生達が創作しており、京都駅ビル20周年記念の
「感謝」「未来」を表現した作品となっています。
12月25日 10:00~22:30(※イルミネーションは17:00~)
まで開催されているとのこと。
ツリー以外にも、いたるところに演出がされているようです。
ぜひこの時期限定の雰囲気を味わいにいかれてみてはいかがでしょうか。
大光寺
-
1update
伏見の大手筋商店街の中にある浄土宗のお寺です。
鎌倉時代に開基され、薬師堂には耳の病気に救いの手を差し伸べて下さる
「手接の薬師(てつぎのやくし)」が安置されていることから、
耳の病気の治癒にご利益があると親しまれています。
薬師堂は皇族・華頂宮家の旧御殿を移築したものとされます。
桃山様式の堂々とした建築物です。
屋根の妻に見られる懸魚や軒下の木鼻など、細部の意匠にも技が光ります。