古都ブログ
岩上神社
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西陣にある岩上神社では、1.7mほどもある巨石が御神体として祀られています。
霊石がこの地に落ち着くまでに様々な場所を転々としてきた歴史があります。
元々は二条堀川付近の冷泉院の鎮守社にあったといわれています。
その後、徳川家康が二条城を築城する事になり、岩上通六角に遷されたそうです。
更に、中和門院の屋敷の池の畔に遷されると、怪奇な現象が度々起きたと言われています。
子供に化けたり、吼え出したり、すすり泣いたり・・・。
困り果てた女官たちが、僧に相談したところ現在の地に遷されたそうです。
その際に「有乳山 岩上寺」と称されて以降、授乳・子育ての信仰を集め、
地元では「岩上さん」と親しみを込めて呼ばれています。
また、現在までに大火事にあったり、廃寺になったりと
なかなか大変な目にあっている霊石ですが、
昔の姿のまま今も存在しています。
御香宮神社
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日本第一安産守護之大神である神功皇后を主祭神としている神社です。
神社の境内から良い香りのする水が湧き出し、
飲むと病気が治ったということから、
清和天皇によって「御香宮」という名が付けられました。
この境内に湧き出る御香水は、
徳川家代々の産湯として使われていたことでも知られています。
1986年(昭和60年)には名水百選の一つにも選ばれており、
今でも水を汲みに神社を訪れる方もたくさんいるほどです。
他にも、重要文化財の表門や鮮やかな色彩の本殿など
見所いっぱいのスポットです。
毎年10月上旬に行われる神幸祭りは、「伏見祭」といわれ、
伏見随一の祭としても有名です。
雨宝院
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雨宝院(うほういん)は、
弘法大師空海開基のお寺で別名西陣聖天宮とも呼ばれています。
こじんまりとした境内に密集して、
御衣黄桜・歓喜桜・観音桜・松月桜などが咲く隠れた桜の名所です。
特に珍しいのは、「御衣黄桜(ぎょいこう)」と呼ばれる
上品な黄緑色の花を咲かせる八重桜があります。
例年4月中旬頃に見頃を迎え、
珍しい花色と華やかな境内の様子に見る人の心を癒してくれます。
花見小路
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花見小路通りは京都を代表する観光エリアの1つです。
北は三条通りから南は安井北門通という建仁寺の辺りまで
約1kmの道が続いています。
通りの歴史は意外に浅く、
明治7年に祇園甲部お茶屋組合が祇園町南側一帯を京都府から譲り受けて、
花見小路通りが生まれました。
花見小路通りは、四条通りを境に大きく雰囲気が変わります。
北側のネオン街に対して、南側は風情ある街並みが広がっています。
石畳の道を挟んで、お茶屋さんや料亭などが立ち並んでおり、
最近では一見さんお断りの格式の高いお店ばかりではなく、
観光客向けの気軽に入りやすいお店も増えてきています。
夜には軒先に提灯が灯り、お昼とはまた違った街並みが楽しめます。
運がよかったら、茶屋に向かう舞妓さんの姿が見られるかもしれません。
祇園の夜桜
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春の訪れと共に、京都では各所で桜の見頃を迎えています。
その中でも京都を代表する桜として有名な祇園の枝垂れ桜があります。
円山公園の敷地内にあり、
その美しく荘厳な姿は圧倒される存在感を放っています。
正式な名称は「一重白彼岸枝垂桜」といい、
桜の種類の中では最も長寿なものだといわれています。
現在は樹齢約80年を数える二代目で、
初代の枝垂れ桜は天然記念物に指定されましたが、
昭和22年に樹齢220年で枯死してしまいました。
現在、日没~24時まで夜間ライトアップが行われており、
公園内は花見客で賑わいをみせています。
ぜひ、お仕事帰りに春の京都を楽しみに足を運んでみてはいがでしょうか。