古都ブログ
八坂神社
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観光でも人気があり、地元の人には「祇園さん」と親しまれている八坂神社は
平安時代から続く歴史ある神社で
スサノオノミコトを祀る、全国の八坂神社の総本社です。
見所がたくさんある八坂神社ですが
なかでも境内の中央にある「本殿」は重要文化財で
現在の建物は1654年に徳川四代将軍家綱が再建したものです。
本殿には伝説があり、「真下に大きな池があって
そこに青龍が住んで土地を守っている」と言われています。
平安時代の陰陽道によると、都は「四神」という聖獣に東西南北を守られていて
八坂神社のある東山の地を守護しているのが青龍だとか。
青龍の描かれた珍しい御朱印もありますよ。
ここでしか頂くことができない限定ものなので
御朱印好きな方には、おすすめです。
八坂神社のイメージといえば、四条通り突き当たりの
朱塗りの立派な「西楼門」に目が行きがちですが
本殿を参拝して、京都の東を守る青龍の
太古から続くご利益に想いを馳せてみるのも面白いですね。
青蓮院門跡
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青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は京都市の東山区にあり、
知恩院から北へ歩いて数分のところにあります。
開基は天台宗で有名な最澄で、
三千院、妙法院と共に比叡山延暦寺の三門跡の一つとして知られています。
因みにこの「門跡」というのは、
皇族・公家が住職を務める、格式ある寺院のことをいいます。
見どころは写真2枚目、相阿弥の庭(そうあみのにわ)で
室町時代の絵師、相阿弥の作と言われています。
「龍心池」といって、龍の背のように池の中央に大きな石が配置されているんです。
また、境内には樹齢800年の大きなクスノキもあり
京都市の天然記念物に指定されています。
本堂では小川のせせらぎが聞こえてきたり
四季や自然を感じられるので女性に人気のスポットでもあります。
冬は雪が積もった姿も美しいのですが
暖冬の今年は果たして、降るんでしょうかねえ。
京都観光の際は、ぜひ行ってみてくださいね。
京都四條南座
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祇園のランドマーク、「京都四條南座」。
歌舞伎発祥の地で400年以上も歌舞伎を上演してきた、日本最古の劇場です。
レトロな外観は「破風造」という桃山文化の建築様式で、
国の登録有形文化財になっています。
2018年に耐震補強のための改修工事が完了したところですが
特徴的な外観や内装は保存修復して改修されたそうで、
歴史ある雰囲気は従来のまま残されています。
南座といえば、年に一度東西の歌舞伎役者が集まる「顔見世興業」。
毎年11月25日前後の吉日に、出演する役者の名前が書かれた
「まねき」看板が正面入り口の上の方に上がります。
勘亭流(かんていりゅう)という、筆太で丸みを帯びた書体で有名ですね。
この冬の公演は終わってしまいましたが、
南座の劇場前がよりいっそう華やかで賑やかになる、冬の京都の風物詩です。
錦市場
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「京の台所」として有名な錦市場は
市内中心部の錦小路通を東西に走る商店街です。
東は寺町通から、西は高倉通までの約390mの区間に
約130店舗もの老舗や専門店が並び
地元の人からは「にしき」と呼び親しまれています。
なんと約1300年もの歴史があり、平安時代に
御所へ新鮮な魚を納めるお店が集まったことが始まりといわれています。
京野菜や魚、京漬物、豆腐や湯葉、乾物など
京都特有の食品はほぼここで揃えることができ
観光客や修学旅行生だけでなく
日常の食品を買う人や、京料理向け食材を仕入れる割烹、料亭、旅館の料理人さんなど
多くの人で賑わっています。
今はちょうど年末・お正月ムードで
めでたい祝鯛、年越し用のお蕎麦、お餅、数の子、カニなど
お正月用の食材がたくさん並んでいて
食べ歩きはもちろん、見て歩くだけでも楽しめますよ。
因みに「にらみ鯛」といって、正月の三が日は鯛に箸をつけないのが
京都特有のお正月の風習だとか。
威勢の良い声が飛び交っている、活気ある年末の錦市場に立ち寄って
京都の年の瀬の風景を味わうのも良いかもしれません。
京都駅ビル 光のファンタジー2019
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毎年クリスマスの時期になると
京都駅ビルではクリスマスイルミネーションが登場します。
中央改札を出て伊勢丹側のエスカレーターを上へ上へと上がっていくと
「室町小路広場」にモミの木タイプの巨大クリスマスツリーが設置されています。
高さ22m。天上が高い空間ならではの演出ですね。
今年は京都市とアメリカ・ボストン市の姉妹都市締結60周年を記念して
「赤」を基調に、「花」をテーマにボストンの魅力を表現しているとか。
赤が基調なだけあり、クラシックな良さがありました。
ツリーの前にある大階段のグラフィカルイルミネーションは
171段あるうち、125段に約15,000球のLEDが散りばめらています。
こちらもクリスマス限定のイルミネーションになっていて
大きな雪だるまやトナカイの絵も映し出されていましたよ。
ツリーの設置は12月25日までで、無料で楽しめます。
開放的な空間なので、お仕事帰りに休憩している人もいるし
写真撮影しに来てる人、小学生の団体さんなど、色んな人で賑わっています。
冬のイルミネーションを観にどこかへお出かけするのも良いですが
京都駅のように通勤や移動の合間に気軽に立ち寄れて
クリスマス気分を味わえるのも良いですね。
イルミネーションの撮影は、沢山撮りたくなること必至なので
ぜひカメラや携帯の充電を満タンにして、覗いてみてくださいね。