古都ブログ
伏見十石船
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遊覧船から伏見の酒蔵や街並み、桜並木などの風景を楽しめる
「伏見十石船」の運航が3月21日(木・祝)〜はじまります。
名水に恵まれ、現在も全国有数の酒処として知られる伏見は、
かつては秀吉によって整備された伏見城の城下町、
そして江戸時代には京都‐大坂間の舟運の拠点として栄えました。
酒や米など物資の運搬や旅客の輸送に使われていましたが、
明治期の近代化により蒸気船へ移行していき、
明治末期には姿を消すこととなってしまいました。
その後、地元住民により1998年に遊覧船として再び運航が開始しました。
現在は観光船として多くの方に人気を集めています。
また、30人乗りの「三十石舟」もあり、
修学旅行などの団体で参加される際によく利用されています。
古川町商店街
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地下鉄東西線東山駅からすぐのところにあるレトロ商店街。
古川町商店街は、若狭街道(鯖街道)の一部である古川町通にあります。
その歴史は、安土桃山時代以前より若狭街道として南北に通っており、
長い間廃道のまま田畑にされておりましたが、
1666年に復旧されました。
明治時代以降に食料品・日用品を扱う商店が軒を連ね、
“東の錦”もしくは“京の東の台所”と
呼ばれるほどに繁盛を極めました。
現在では、南北約300メートル、約50軒の商店が立ち並ぶ
昭和の雰囲気漂うレトロ商店街として、
たくさんの方々に親しまれています。
東寺の五重塔
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東寺の五重塔は東寺だけではなく、
もはや京都のシンボルともなっている塔です。
高さは55mもあり、木造塔として日本一の高さを誇ります。
826年に空海が創建に着手しますが、
完成したのは空海没後の9世紀末でした。
約50年もかかった難工事でしたが、
なんと4年後には落雷によって焼失してしまいます。
その後も雷火や不審火で4回焼失し、
現在の塔は1644年に徳川家光の寄進で建てられた5代目です。
塔内には、弘法大師空海が唐より持ち帰った
仏舎利が納められているそうです。
塔の内部は普段は非公開となっていますが、
年に2回程特別公開され、塔の初層内部をみることができます。
豊国神社
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全国にいくつか豊国神社という社名の神社はありますが、
いずれも豊臣秀吉公(豊国大明神)を祀っており、
その総本社が京都東山にあります。
豊臣秀吉が一代で農民から天下人にまで上り詰めた出世パワーから、
仕事運・就職・転職・勝ち運などにご利益があるとされています。
本殿の正面には、重厚感のある国宝の唐門があります。
西本願寺・大徳寺の唐門を併せて『国宝の三唐門』と呼ばれています。
扉の下の方には鯉の滝登りの彫刻がされており、
これは中国の故事にある「登竜門」を示し、
「立身出世」を意味しています。
造営当初は門全体に黒く漆が塗られ、
あちこちが金箔で飾られていたそうです。
まさに豪華絢爛な桃山時代の建築を象徴していますね。
金箔は一部少しだけ残っているところもあるので、
目を凝らすと見つけられるかもしれませんよ。
松尾大社
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松尾大社は西京区にある、大宝元年の701年に建てられた神社です。
神像も数多くあり、重要文化財として指定されています。
松尾大社では、2月3日に節分祭が催されます。
石見神楽の奉納や鳴弦引目神事、四方奉射神事、
福男・福女による福豆撒きが行われます。
豆撒きでは、鬼が出てきて、鬼が手に持っている「鬼棒」で
みんなの頭をポンポンしたり、子供が抱っこされて大号泣していたりと
会場はかなり盛り上がります。
ぜひこの機会に厄払いをしに、松尾大社へでかけてみてはいかがでしょう。