裸踊り(京都の祭りカレンダー 1月編⑤)
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「裸踊り」
元日から14日の間、法界寺の本堂(薬師堂)で五穀豊穣を願う修正会が行われます。
結願日(最終日)の19時頃から、水をかぶり身を清めた男性たちが下帯姿で勇壮に踊り、
祈願を込めながら「頂礼(ちょうらい)」という言葉を連呼し「裸踊り」が奉納されます。
真冬の夜に行われるなんとも勇敢な行事です。
日時:1月14日
場所:法界寺(京都市伏見区)
「裸踊り」
元日から14日の間、法界寺の本堂(薬師堂)で五穀豊穣を願う修正会が行われます。
結願日(最終日)の19時頃から、水をかぶり身を清めた男性たちが下帯姿で勇壮に踊り、
祈願を込めながら「頂礼(ちょうらい)」という言葉を連呼し「裸踊り」が奉納されます。
真冬の夜に行われるなんとも勇敢な行事です。
日時:1月14日
場所:法界寺(京都市伏見区)
「十日ゑびす大祭」
『えべっさん』として親しまれている、ゑびす神社で1月8日~12日の期間に
商売繁昌と家運隆昌を祈願した吉兆笹などが授与されます。
さらに縁起物として大宝・福俵・福箕・福熊手・福鯛・宝船などの授与があり、
この授与はゑびす神の誕生日が1月10日で誕生日を挟んだ5日間で行われているそうです。
神楽殿では終日、神楽の奉納が行われています。
5日間のスケジュールは
8日 | 9:00~23:00 | 招福祭 |
9日 | 9:00~夜通し(開門) | 宵ゑびす祭 |
10日 | 0:00~夜通し(開門) | 十日ゑびす大祭 |
11日 | 0:00~24:00 | 残り福祭 |
12日 | 9:00~22:00 | 撤福祭 |
ゑびす神社までの道では沢山の屋台なども出店され沢山の人で賑わっています。
日時:1月8日~12日
場所:京都ゑびす神社(京都市東山区)
料金:福笹3500円・福俵/福箕/福鯛/福熊手 等 各1200円
「蹴鞠(けまり)始め」
毎年1月4日に、下鴨神社で「蹴鞠初め」が行われています。
元々は中国から伝わり、その後に平安貴族の間で親しまれました。
御所に伝わる優雅な「蹴鞠」が奉納され、伝統行事として京都では有名なお祭です。
蹴鞠は鞠庭(まりば)で円陣が組まれて烏帽子を身に付けた鞠人が、
鹿の皮でつくられた直径20cmの鞠を右足のみを使って蹴り上げます。
掛け声は「アリ」「ヤア」「オウ」で鞠庭に響き渡ります。
高く蹴り上げた時には観衆から大きな歓声が沸きます。
相手にいかに受けやすいように蹴るのが上手とされています。
勝敗は付けず1回につき10~15分で終わりますが、
多くの見物客で毎年賑わっています。
日時:1月4日
場所:下鴨神社(京都市左京区)
料金:見物は無料※特別拝観席2000円
「筆始祭と天満書」
北野天満宮の御祭神である菅原道真(天神さま)は、
「学問の神様」として知られています。
書家の「三聖」の一人として「書道の神様」とも言われていました。
そして、古くより天神様の神前で書初めをする事を「天満書」といい
年始めに天満宮の神前にて書初めをします。
筆始祭とは若水を満たした「水差し」に筆や墨などをお供えして、
書道に親しむの人々の技芸の向上を祈願するものです。
大人から子供まで楽しめる行事ということもあり、沢山の人で賑わいます。
2日から4日までの間には沢山の書初めが奉納され、
1月下旬から展示されるそうです。
日時:1月2日~4日
場所:北野天満宮(京都市上京区)
「皇服茶授与」
六波羅蜜寺では元旦に汲んだ若水で茶を点てて、小梅と昆布が入った皇服茶(大福茶)がふるまわれ、
厄難除けのお札も一緒に授与されます。
平安時代の後期、空也上人が薬湯を病人に飲ませ、
病気を平癒したという寺伝によります。
そして皇服茶に入っている梅干しの種は金運を上げると言い伝えられています。
元旦には多くの人が訪れるそうで、
京都のお正月では有名な行事だそうです。
日時:1月1日~3日
場所:六波羅蜜寺(京都市東山区)
料金:皇服茶300円
※先着順で稲穂(福徳自在初稲穂)も授与されます