古都ブログ
矢田地蔵尊
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京都の寺町三条を上ったところにある、矢田寺(矢田地蔵尊)です。
境内にはたくさんの提燈が飾られ、賑やかな繁華街の中でもひときわ異彩を放っています。
「代受苦地蔵」と呼ばれる本尊の地蔵菩薩立像は、
地獄で罪人を救っている僧侶の姿に感銘を受け、その姿を彫刻して祀ったものだとか。
そのため、人々の苦しみを代わってくださるお地蔵様だといわれています。
また、矢田寺では全国でも珍しい「ぬいぐるみ守り」が評判です。
小さなお地蔵様のぬいぐるみで、1つ1つ手作りのため、表情がさまざまです。
良縁成就・安産祈願・無病息災などのご利益があります。
ぜひ矢田寺に訪れた際は、
あなたのお気に入りのお地蔵様をみつけてみてはいかがでしょうか?
坂本龍馬と京都伏見
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京阪「中書島駅」には坂本龍馬のパネルが置いてあります。
中書島駅は過去、坂本龍馬が定宿としていた寺田屋の最寄駅でもあります。
「寺田屋事件」や「鳥羽伏見の戦い」の舞台となったこの地で、
幕末の伏見を思い描きながら各所を巡ってみてはいかがでしょうか。
また、お酒の日本酒としても有名な伏見エリアなので、
酒蔵巡りをしながら味覚で楽しむ伏見もおもしろいかもしれないですね。
宇治橋と紫式部像
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宇治橋が初めて架けられたのは、646年(大化2年)と伝えられ、
日本最古の橋といわれています。
現在の橋は、1996年(平成8年)3月に架け替えられたもので、長さは155.4m、幅25m。
橋の上流側には、橋の守り神「橋姫」を祀る「三の間」があり、
豊臣秀吉が茶の湯に使う水を汲ませたところともいわれ、そこからの眺めは絶景です。
宇治橋のすぐそばには、「源氏物語」の作者で有名な紫式部の石像があります。
源氏物語の最後の十巻は、「宇治十帖」と呼ばれており、宇治を主な物語の舞台とし、
「橋姫」にはじまって「夢浮橋」で幕を閉じます。
この橋から橋への物語は、宇治橋の存在を抜きにしてはなりたたないといわれています。
本能寺
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本能寺は、日蓮大聖人の教えを弘める法華宗本門流の大本山です。
戦国武将・織田信長が討たれた歴史的大事件「本能寺の変」でもあまりにも有名です。
本能寺は現在、寺町御池にありますが、「本能寺の変」があった当時は、
西洞院四条あたりにあり、今よりもっと広大な敷地で、お寺の周りを高い塀と深い堀で囲われており、
京都でも随一の大寺院であったそうです。
そのため、信長は京都の滞在時には本能寺を常宿にしていました。
本能寺の変後、直ちに同じ場所に寺を再興することが決まりましたが、
豊臣秀吉の命令により、現在の場所へ移転させられました。
また、本能寺は何度も再建を繰り返してきた寺院です。
本能寺に行ってみますと、本能寺の「能」の字の右側のつくりの部分の、
2つの「ヒ」が「去」のような字を使っています。
これは本能寺が何度も焼き討ちに遭っている為、『ヒ』(火)が『去』る、
という意味で字形を変えているといわれています。
京都御苑
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京都御苑は、14世紀から明治2年(1869年)までの間の「内裏(禁裏)」
すなわち歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所です。
京都が1000年もの間に日本の都だったのも、
日本の国家元首である天皇の宮殿が京都にあったからです。
現在は、公園として市民の憩いの場となっており、
地元の人の愛されスポットです。
また、桜や紅葉が美しい季節には、多くの観光客が足を運びます。
敷地も広く、ゆったりと観光ができる京都のおすすめスポットです!