古都ブログ
平安楽市
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平安楽市とは左京区の岡崎公園にて毎月第2土曜日に
定期開催されている手作り市のことです。
手作りに限定されたお店には、作家さんの個性が光るアート作品や
可愛らしい雑貨などが立ち並んでいます。
他にもフードのお店や手作り体験のできるワークショップなどもあり、
観光客や家族連れで賑わっています。
この周辺の岡崎エリアには、他にも平安神宮や京都市立美術館、
京都市立動物園などたくさんの観光・文化施設が集まっているので
1日中楽しむことができるスポットです。
今月の平安楽市は2月10日(土) 10:00〜16:00開催予定です。
ぜひ休日のおでかけに覗いてみてはいかがでしょうか。
十日ゑびす大祭
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商売繁盛の神様・恵比寿さまが祭神の京都ゑびす神社は、
兵庫県・西宮神社、大阪府・今宮戎神社と並んで日本三大えびすと称され、
「京のえべっさん」の名で親しまれています。
冬の風物詩である十日ゑびす大祭は、
毎年1月10日とその前後2日間行われます。
福娘の巫女さんが奉納の舞を踊り、祭壇に供えられた笹が清められ、
福笹として参拝者に授与されます。
笹は節目正しく伸び、弾力があり折れない、青々としている、
とのことで、ここ京都ゑびす神社で授与がはじまり、
やがて他の神社にも伝わったとされています。
縁起物の大宝・福俵・福箕・福熊手・福鯛・宝船・宝来等などは
自分の好みで選ぶことができ、豪華に飾られた笹は
自宅やお店などに飾られます。
神社の周辺では屋台露店も立ち並び、
この期間は新春の活気とパワーに満ち溢れた賑わいをみせています。
誓願寺
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誓願寺は京都の中心地、
新京極通りのど真ん中にある「浄土宗西山深草派」の総本山です。
中心地に位置するため戦乱等の影響を受けやすく、
これまで10回もの火災に遭っているとか。
誓願寺にゆかりの深い歴史上の人物には、
清少納言、和泉式部といった女性達がおり、
深い信仰をうけたため「女人往生の寺」とも言われています。
その他にも、落語の祖と呼ばれる「策伝上人」や謡曲「誓願寺(世阿弥作)」に謡われるなど、
落語発祥の寺、芸道上達の寺としても広く信仰を集めています。
境内には扇の塚や願いごとが書かれた扇がたくさん祭られています。
ねねの道
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ねねの道は一年を通じて観光客が絶えない京都東山の人気散策スポットです。
東山区の高台寺西側を通る道で、かつては高台寺道と呼ばれていました。
道の名は、高台寺に祀られている豊臣秀吉の正室、
北政所(ねね)がこの地で余生を送っていたことから「ねねの道」と名付けられました。
高台寺から見て道を右手に進むと八坂神社に通じ、
左手に行くと二寧坂や産寧坂を経由して清水寺に行くことができる便利な道です。
近年、電線地中化工事が行われ、
1998年(平成10年)に約2,500枚の御影石が敷かれて美しい石畳の道になりました。
使用された石畳は、昭和50年代に廃止された京都の市電の敷石を再利用したものだそうです。
白峯神宮
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新年明けましておめでとうございます!
昨年は古都ブログをご愛読いただきまして誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、今年のスタートはスポーツの神様で有名な「白峯神宮」について
ご紹介いたします。
白峯神宮はこじんまりとした社ではありますが、
伊勢神宮や出雲大神宮などと同じれっきとした「神宮」です。
そもそも神宮とは、天皇家や皇室に関係が深い一部の社のみに使われる社号で、
全国でも二十数社しかありません。
明治天皇が父帝の遺志を継承し、
もともと蹴鞠や和歌を教えることを家業としていた公家・飛鳥井家の屋敷跡に創建されました。
鞠の神様である「精大明神」が祀られていることから、球技愛好者に崇敬されています。
また、日本で唯一の「闘魂守」というお守りがあることでも有名で、
球技や武道をはじめとしたスポーツの上達を目指されている方の必勝祈願として
これを求めて訪れる方が多いのだとか。
白峯神宮には他にも枕草子もその味をほめた美味しい井戸水や、
樹齢800年の木など、いろいろと見所がたくさんあるスポットです。