古都ブログ
六道まいり(京都の祭りカレンダー 8月編①)
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「六道まいり」
京都では、お盆の前にご先祖様の霊をお迎えするために
お寺へ参詣する行事「六道まいり」と呼ばれています。
または「精霊迎え」とも呼ばれています。
六道珍皇寺は平安時代に墓所の鳥辺山の麓で、
その入口付近に位置したことから「六道の辻」
と呼ばれる様になったそうです。
ご先祖さまの精霊が年に一度冥界から家に戻られる際に、
必ず六道珍皇寺を通るとされてきたためお盆の前に精霊を
お迎えするため六道珍皇寺にお詣りする習慣ができたそうです。
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日時:8月7日~10日
場所:六道珍皇堂(京都市東山区)
千日まいり(京都の祭りカレンダー 7月編③)
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「千日まいり」
正式名称は「千日通夜祭」というそうです。
703年に建てられた。
愛宕山の標高924mの山頂にあり、全国約900社からなる愛宕神社の総本社。
「火伏せの神」として昔から信仰を集めています。
千日まいりは7月31日の夜から8月1日の朝方にかけて参拝します、
すると千日分の火伏・防火の御利益があるといわれています。
また3歳までの子どもが参拝すると、
参拝した子は一生火難から免れる徳を得られるといわれており、
小さな子どもを連れての参拝者も多いそうです。
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日時:7月31日
場所:愛宕神社(京都市右京区)
御手洗祭(京都の祭りカレンダー 7月編②)
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「御手洗祭(みたらしまつり)」
元々は平安時代に貴族が禊祓いを季節の変わり目行い、
罪などを祓っていたそうです。
御手洗祭で行われる「足つけ神事」は、
手に火を灯したろうそくをたらし、
御手洗池の湧き水に膝下まで浸かりながら進みます。
井戸の上に社殿が造られており、
祀られている末社・井上社に灯明を供えて御神水を頂くそうです。
土用の丑の日に御手洗池の湧き水の中に足を浸すことで罪や穢れを祓い、
疫病・安産などにご利益があるといわれています。
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日時:7月22日~31日(土用丑の日)
場所:下鴨神社(京都市左京区)
祇園祭(京都の祭りカレンダー 7月編①)
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「祇園祭」★京都三大祭り
京都三大祭のひとつで八坂神社の祭礼です。
約869年に日本各地で疫病が流行った際に、
当時66ヶ国にちなんで66本の矛を立てて
災厄の除去を祈ったことが始まりでした。
千年もの歴史があり、7月1日から31日まで
1カ月にわたって祭事が行われます。
なので7月に入ると京都は祇園祭の色に染まります。
7月15.16日は宵山と言って一部のエリアで歩行者天国になり、
沢山の人で賑わいます。
特に7月17日(前祭)・7月24日(後祭)は、
メインイベントともいわれる八坂神社の神輿渡御と34基もの山鉾の巡行があります。
山鉾は巡行以外にも見物することができます。
各山鉾町内の道路で『山建て』『鉾建て』が行われます。
その組み立ては釘を使わず、縄のみの伝統技法が用いられています。
組み立て中の鉾を見物にきてカメラで撮影をする人や
思わず立ち止まって見とれてしまう人などで賑わいます。
夜はまた鉾の提灯に明かりがつき幻想的な景色も見ものです。
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祇園祭関連の過去の記事もご覧ください。
・祇園祭(鉾の土台)
・粽(ちまき)
・長刀鉾
・函谷鉾
・月鉾
・鶏鉾
・放下鉾
・孟宗山
・蟷螂山
・山伏山
・霰天神山
・綾傘鉾
・白楽天山
日時:7月14日~16日
場所:八坂神社(京都市東山区)
五花街合同公演(京都の祭りカレンダー 6月編⑤)
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「五花街合同公演」
祇園甲部・宮川町・先斗町・上七軒・祇園東の芸妓舞妓たち、
総勢70名ほどで行われています。
京都五花街の舞妓たちの共演はここだけでしかみられない
特別な舞台だそうです。
日本最古の劇場「南座」で開催されます。
まずは花街ごとの演目から始まり、
五花街の舞妓の共演「舞妓の賑い」が披露され京都の初夏を彩ります。
ここでしか見られない特別感もあり毎年沢山の観客で席を埋め尽くすそうです。
平成6年からの歴史で文化庁からも日本遺産候補として認定を目指しているそうです。
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日時:6月下旬(土日)
場所:南座(京都市東山区)
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