古都ブログ
長刀鉾(祇園祭・山鉾シリーズ①)
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今年も宵山や巡行は中止となってしまいましたが、
来年こそは本来の形で祇園祭が行われるよう願いを込めて
今年伝統継承のために建てられた山鉾をご紹介します。
長刀鉾(なぎなたほこ)
祇園祭で毎年最も注目を浴びる鉾。
鉾先に疫病邪悪を払う大長刀(おおなぎなた)をつけており、
鉾の進行中に刃先が八坂神社と御所には向かないように
取り付けてあるそうでうす。
数ある山鉾の中では一番古くに創建され、
また山鉾巡行では毎年「くじとらず」として
四条烏丸から先頭を切って東に向かいます。
現在は唯一、生稚児の乗る鉾として注目を浴びています。
鉾の装飾品は以前はペルシャ製の
花文様絨毯(かもんようじゅうたん)や
中国及びその近辺で織られた絨毯を使用していましたが、
現在は保存されているそうです。
■長刀鉾の鉾町
京都市下京区四条通烏丸東入る長刀鉾町
河合神社
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下鴨神社の糺の森にある摂社の一つ、女性守護の神社です。
ご祭神には玉依姫命をお祭りしています。
玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰も深いそうです。
美麗の祈願絵馬として鏡絵馬の授与を行っており、
皆さんの願いが書かれております。
自分が普段使用されている化粧品でメイクをしていただき、
裏に願意をご記入いただくそうです。
下鴨神社にお越しの際は必見です。
鴨川納涼床、解体の様子
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鴨川の納涼床が9月30日で、今期の営業期間を終了しました。
それに伴って約90軒のお店が骨組みの
解体を行っていた様子です。
京都の風物詩でもありますが、
今年はコロナの影響もあり、夏の暑さも厳しかったので
10月末ぐらいまで、床を出していただけないかなと
名残惜しさを感じました。
また来年5月1日以降となりますが、楽しみにしています。
京都駅ビル 光のファンタジー2019
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毎年クリスマスの時期になると
京都駅ビルではクリスマスイルミネーションが登場します。
中央改札を出て伊勢丹側のエスカレーターを上へ上へと上がっていくと
「室町小路広場」にモミの木タイプの巨大クリスマスツリーが設置されています。
高さ22m。天上が高い空間ならではの演出ですね。
今年は京都市とアメリカ・ボストン市の姉妹都市締結60周年を記念して
「赤」を基調に、「花」をテーマにボストンの魅力を表現しているとか。
赤が基調なだけあり、クラシックな良さがありました。
ツリーの前にある大階段のグラフィカルイルミネーションは
171段あるうち、125段に約15,000球のLEDが散りばめらています。
こちらもクリスマス限定のイルミネーションになっていて
大きな雪だるまやトナカイの絵も映し出されていましたよ。
ツリーの設置は12月25日までで、無料で楽しめます。
開放的な空間なので、お仕事帰りに休憩している人もいるし
写真撮影しに来てる人、小学生の団体さんなど、色んな人で賑わっています。
冬のイルミネーションを観にどこかへお出かけするのも良いですが
京都駅のように通勤や移動の合間に気軽に立ち寄れて
クリスマス気分を味わえるのも良いですね。
イルミネーションの撮影は、沢山撮りたくなること必至なので
ぜひカメラや携帯の充電を満タンにして、覗いてみてくださいね。
還幸祭
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祇園祭も終盤を迎え、
先日7月24日に還幸祭が行われました。
四条寺町にある御旅所に、
八坂神社から迎えた三基の神輿が安置されていました。
還幸祭は、御旅所に滞在していた神様が八坂神社に還る神事です。
三基の神輿が御旅所を出発して、
それぞれ所定のコースを巡行し、八坂神社へと戻り祭典を行ないます。
優雅な山鉾巡行とは対照に、
「ホイット、ホイット」の掛け声とともに勇壮で激しいのが神輿渡御。
神輿を天に向かって高々に持ち上げる「差し上げ」、
差し上げて右回りに回転させる「差し回し」の瞬間が
一番の見どころになっています。