古都ブログ
葵祭(京都の祭りカレンダー 5月編⑤)
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「葵祭」★京都三大祭
1500年前より五穀豊穣を祈る祭として始まったとされている京都三大祭のひとつ。
葵祭りの‘葵‘とは、葵桂と言い桂の小枝に上賀茂神社と下鴨神社の神紋である
二葉葵の葉を絡ませたもののことだそうです。
祭は巡行が10:30から京都御所から出発し、下鴨神社、上賀茂神社の順に約8キロの距離です。
平安貴族の装束を身にまとった総勢約500名と馬36頭・牛4頭・牛車2基・輿1台の行列が
「路頭の儀」として巡行します。
平安の絵巻が蘇ったような迫力が観る人々圧倒させます。
また、「前儀」として5月15日までにもたくさんの行事が開催されます。
■5月1日競馬足汰式(くらべうまあしぞろえしき)
■5月3日流鏑馬(やぶさめ)神事
■5月4日斎王代女人列御禊神事
京都三大祭といわれる祭だけ祭当日までにも盛り上がっているようです。
日時:5月15日
場所:・京都御所(京都市中京区)
・下鴨神社(京都市左京区)
・上賀茂神社(京都市北区)
御蔭祭(京都の祭りカレンダー 5月編④)
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「御影祭(みかげまつり)」
下鴨神社の御祭神の荒神霊(あらみたま)をお迎えする神事です。
左京区にある御蔭神社で執り行われ、
祭典の後に新馬へ神霊を移し神馬とともに下鴨神社まで巡行します。
巡行のコースは
■下鴨神社⇒御蔭神社⇒賀茂波爾神社⇒下鴨神社
となってます。
この御影祭の三日後に下鴨神社でも行われる葵祭があり、
荒神霊を迎える大切な神事です。
日本最古の神幸列とされているそうです。
日時:5月12日
場所:下鴨神社(京都市左京区)
加茂競馬(京都の祭りカレンダー 5月編③)
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「加茂競馬(かもくらべうま)」
1093年から始まった神事、天下泰平と五穀豊穣を祈願する祭り。
乗尻は左右に分れて、右方は狛鉾の舞楽装束を、左方は打毬を着けます。勧盃・日形乗・月形乗・修祓・奉幣の儀を行い、馬場にて順次競馳します。なんと現在まで日本最古の競馬として受け継がれている、その様子は「徒然草」にも書かれているそうです。
加茂社は競馬の発祥の地とも言われているのが分かります。
日時:5月5日
場所:上賀茂神社(京都市北区)
鴨川をどり(京都の祭りカレンダー 5月編②)
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「鴨川をどり」
京都鴨川に沿う小路、先斗町は祇園の近くにある花街。
先斗町の芸妓・舞妓の舞踊公演が毎年5月に開催されます。
始まりは明治5年からで、第二次世界大戦では中断されたそうですが、
戦後に再び再開され今日に至るそうです。
毎年演目には工夫が凝らされ、観客を沸かせます。
京都には祇園甲部、上七軒、先斗町、宮川町、祇園東で「五花街(ごかがい)」
と呼ばれる花街があります。
先斗町の鴨川をどりは五花街の「をどり」の中では最多の上演回数だそうです。
日時:5月1日~24日
場所:先斗町歌舞練場(京都市中京区)
貴船の川床(京都の祭りカレンダー 5月編①)
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「貴船の川床」
毎年蒸し暑くなる頃、京都の貴船町では様々な飲食店で川床が設けられる。
川の流れる音や、涼やかな空間で京懐石やそうめんなどを味わ合うことができます。
真夏の京都市内の平均温度より10度も低いといわれ、
灼熱の暑さから解放されるよう涼みに来る方が沢山います。
貴船の川床は川面からすぐ上に用意されており、
手を伸ばせば水に届きそうでなんとも涼やかです。
岩を打つ水の音や緑に囲まれた空間でくつろぐのが極上の癒しともいえます。
近くには貴船神社など観光スポットもあり観光客も多くみられるため、
川床は予約をするほうがおすすめです。
日時:例年5月1日~9月30日
場所:貴船町(京都市左京区)