古都ブログ
壬生狂言(京都の祭りカレンダー 4月編⑤)
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「壬生狂言(みぶきょうげん)」
壬生狂言、正しくは「壬生大念佛狂言」。
「壬生さんのカンデンデン」という愛称があり、
古くから京都の人々に親しまれています。
セリフはなく、仏教の教えを広く伝えるために演じる仮面劇です。
元々は正安2年(1300年)に遡ります。
壬生寺で円覚上人が「大念佛会(だいねんぶつえ)」という法会を行いました。
当時、上人は拡声器もない時代で群衆を前にし、
一番分かりやすい方法で仏の教えを説こうと身ぶり手ぶりで
声を出さずに無言劇をしたのが始まりとされています。
現在でもその無言劇が受け継がれています。
日時:4月29日~5月5日
場所:壬生寺(京都市中京区)
やすらい祭(京都の祭りカレンダー 4月編④)
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「やすらい祭」
花鎮めの祭とも呼ばれる祭りで、
春の桜が散る時期に流行る疫病を疫社に封じ込める祭です。
桜や椿で飾られた花傘に疫病の根源を集め、
その傘の中に入ると悪霊・疫病などを追い払うことができるといわれています。
毎年無病息災を願う人々が多く訪れます。
現在、京都ではやすらい祭というと今宮神社を連想する方が多いですが、
発祥は玄武神社とされています。
日時:4月第2日曜
場所:今宮神社(京都市北区)
平安神宮紅しだれコンサート(京都の祭りカレンダー 4月編③)
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「平安神宮紅しだれコンサート」
南神苑と東神苑の紅しだれ桜がライトアップされ、
客席は設けず東神苑貴賓館でコンサートが行われます。
コンサートを聴きながらライトアップされた桜を眺めたり、
神苑を散策することができます。
東神苑・栖鳳池にはライトアップされた桜が水面に映ったりと、
昼とはまた違った夜の雰囲気を楽しむことができます。
日時:4月上旬
※新型コロナウイルス感染症影響により2022年のコンサートは中止
場所:平安神宮(京都市左京区)
京をどり(京都の祭りカレンダー 4月編②)
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「京をどり」
京都五花街のひとつである宮川町の芸妓・舞妓たちによる、
春の踊りで京都では春の風物詩とされています。
踊りの中では、京都の名所や京都の春の魅力などを表現しています。
京をどりは宮川町お茶屋組合が主催しており、来春は1日3公演行われます。
通常、宮川町歌舞練場で行われますが現在は建て替え工事中により、
2023年は京都芸術大学内の京都芸術劇場 春秋座で行われます。
~見どころ~
①毎年ストーリーも曲も新しく作られている
②芸妓による生演奏
③フィナーレの宮川音頭
日時:4月初旬~中旬
場所:京都芸術劇場 春秋座(京都市左京区)
料金:入場券※御茶席付 税込6,000円