古都ブログ
北野白梅町(京都交差点名・北区編①)
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「北野白梅町(キタノハクバイチョウ)」
「北野」および「白梅町」の合成駅名です。
京都電燈によって路線が開通した当初は、
北野駅がターミナルだったそうですが、
1958年9月北野駅と白梅町の間は廃止され、
北野および白梅町の両駅が統合されて「白梅町駅」を改名し、
「北野白梅町駅」となったそうです。
「北野」という地名は元来大内裏(だいだいり)の北側の原野のことであり、
古くから神聖な場所と考えられていました。
「白梅町」という地名は豊臣秀吉が千利休らを集め、
壮大な梅林で大茶会を開いたことが由来だと言われています。
ちなみに、白梅町はいうまでもなく北野天満宮ゆかりの地名です。
北野白梅町周辺の建造物
・北野天満宮
・京都府立体育館 等
千本通り(京都通り名・南北編㉚)
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「千本通り(せんぼんどおり)」
北は北大路通から南は九条通まで至り、
やや屈曲してそのまま南下し旧鳥羽街道につながっている路。
七条から八条までは梅小路公園、京都鉄道博物館などで中断しており、
九条通より南は鳥羽街道とも呼ばれています。
しかし、碁盤の目の通りの中では1番長い路と言われています。
平安京が造営された794年、皇居すなわち大内裏の玄関である朱雀門から、
平安京の入口となる羅城門まで一直線に向かうその道を「朱雀大路」といいました。
この朱雀大路が後の千本通の原型となります。
「千本通り」の由来としては「何が千本あったのか?」
と幾つかあげられるものがありますがその中でも、
雅な由来・恐ろしい由来とあります。
気になる方は一度検索してみてください。
千本通り沿道の建造物
・JR二条駅
・京都市中央卸売市場
・京都鉄道博物館 等