古都ブログ
黒門通り(京都通り名・南北編㉔)
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「黒門通り(くろもんどおり)」
北は今出川通から南はJR線の手前、梅小路通まで至る約4.8kmの路。
途中、二条城とその先の西本願寺で中断しており、
さらにJR線を越えた延長上にも、黒門通と称される断片がみまれます。
黒門通の名称由来について、
宝暦12年(1762)刊の「京町鑑」は、
「黒門通といふは太閤秀吉公聚樂城の鐵門の有し通ゆへ號す」として、
この通りに豊臣秀吉の聚楽第の鉄門があったことによると云う。
また、丸太町以北は京都の景観を形成する古い建物が並んでいるようです。
黒門通り沿道の建造物
・真蓮寺門徒会館「三休堂」
・御菓子司「塩芳軒」
猪熊通り(京都通り名・南北編㉓)
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「猪熊通り(いのくまどおり)」
北は御薗橋西詰から南は十条通に至る路。
一条通~九条通が平安京の猪隈小路にあたるそうです。
猪と熊の名の入った奇妙な通り名が、
どのような経緯で出来たのかは
今ひとつはっきりしていないそうです。
猪熊通の北側には、元誓願寺通の先、
今出川通を越えて寺之内通まで延びる延長路があり、
こちらは北猪熊通と呼ばれています。
猪熊通りは、室町時代には小路沿いに酒屋が沢山あり、
正親町小路から唐橋(九条坊門)小路にかけて25軒もの酒屋があったそうです。
現在の猪熊通は住宅街を走る閑静な路となっているようです。
猪熊通り沿道の建造物
・西本願寺
・二条城
・妙蓮寺 等