古都ブログ
粽(ちまき)
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こちらの写真は祇園祭に纏わる
「粽(ちまき)」です。
一般的に粽(ちまき)というと、
笹の葉に包まれた三角形のお餅のことを
思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、京都・祇園祭でのちまきは食べ物ではなく、
笹の葉で作られているお守りのことです。
毎年祇園祭のときのみ各山鉾町内の会所売店
(山鉾が建っているところ)で販売されています。
京都の方は毎年このちまきを購入される方が多いようです。
一般的に玄関の入り口(軒下)の見易いところに
1年間飾るようです。
実際街中で家の玄関の上に飾られているのを見かけます。
金額は各山鉾町内によって違いますが、
1本 500円〜1,000円(一部を除く)で購入できるようです。
各山鉾のちまき、実はそれぞれ個性があるみたいです。
通常の厄除けのほか、由来に合わせた色々なご利益・
様々なデザインがあるそうですので
自分に合ったちまきを購入できるようです!
興味のある方はぜひ、ご自身に合ったちまきを購入し
1年間玄関上に飾ってみませんか★
ちなみに1年飾り終わったちまきは、
八坂神社の古いお札等を納めるところがあるので、
そこに納められたら良いそうです。
松本宗悟邸址
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京都のオフィス街、烏丸から仏光寺通を西に一つ目、
室町通仏光寺上るに、松本宗悟が住んだ邸宅があった。
写真は「松本宗悟邸址」です。
現在、呉服店が入っている建物の片隅に
「松本宗悟邸址」があります。
呉服屋の看板やのぼりがあるため、
こちらは見つけるのに中々難易度の高い場所かもしれません。
松本宗悟とは、茶人村田珠光(1502~55)の門人で、
十四屋宗伍として知らているそうです。
天文年間(1532~55)頃活躍し、歌人としても有名みたいです。
この石標はその邸宅跡を示すものだそうです。
四条烏丸付近を歩かれた際は、
少し見つける難易度の高い「松本宗悟邸址」を
見つけてみてください。
近畿電気通信局管内自動式電話交換創始ゆかりの地
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京都の中心部ともいえる、烏丸御池にある
「新風館」というレンガ造りの建物があります。
現在はオシャレな商業施設となっていますが、
実はこの「新風館」、建物が保存建築の指定を受けているそう。
この建物は 元は「京都電電ビル西館」で、
更にその前は「京都中央電話局」だった。
大正15年に電話局として建築されたが、
電子交換の普及などにより遊休スペースとなったが、
2001年から「新風館」となったようです。
写真に写っているのは、プレートの記念碑である。
京都の人はよく通る道で目に入っていても
記念碑だと認識されている方も少ないかもしれませんね。
いまでもオシャレにたたずんでいる「新風館」。
こちらの記念碑にも注目したいですね。
京都市立成徳尋常小学校跡
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こちらは、
「京都市立成徳尋常小学校跡」です。
現在はマンションとなっています。
明治2(1869)年、新町通四条下る西側に開校した
下京第九番組小学校は、同9(1875)年この地に移転し
成徳尋常小学校になったそうです。
昭和6(1931)年に下京区高辻通室町西入に移転し、
同22(1947)年新学制のもと中学校になり、
この石碑は成徳小学校跡地を示すものだそうです。
京都では今まで紹介したように偉人の家の跡地の石碑や、
様々な石碑が存在しています。
このように小学校の跡地の石碑は初めて見ました。
歴史を大事にされているということが改めて感じられますね。