長刀鉾のからくり時計
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四条堺町の証券ビルの入り口にあるからくり時計。
定刻になると、祇園囃子と共に長刀鉾と人形が時計の下部から現れます。
長刀鉾の正面でお稚児さんが刀を振るってしめ縄を切る動作をし、
優雅に180度回転して祇園祭の巡行の様子を再現しています。
毎日9・11・13・15・17・19時に演奏されるので、
祇園祭が終わった今の時期でも、
年中楽しめる小さな祇園祭として親しまれています。
四条堺町の証券ビルの入り口にあるからくり時計。
定刻になると、祇園囃子と共に長刀鉾と人形が時計の下部から現れます。
長刀鉾の正面でお稚児さんが刀を振るってしめ縄を切る動作をし、
優雅に180度回転して祇園祭の巡行の様子を再現しています。
毎日9・11・13・15・17・19時に演奏されるので、
祇園祭が終わった今の時期でも、
年中楽しめる小さな祇園祭として親しまれています。
先週ご紹介した「京都御所の蛤御門」のすぐ近くにある教会です。
1898年にジェームス・M・ガ-ディナーの設計で
平安女学院の礼拝堂として建設されました。
また、日本聖公会京都教区の大聖堂としての役割も果たし、
「聖三一大聖堂」とも呼ばれていました。
現在は、京都教区の中心となる主教座聖堂、
聖アグネス教会という地域にある一つの教会、
そして平安女学院の礼拝堂としての3つの役割を担い、
信仰活動の拠点となっています。
外観は煉瓦造りのゴシック様式で、
内部には30以上のステンドグラス窓があり、
大部分は竣工当初のものが残されています。
煉瓦造りの聖堂としては歴史的に貴重な建築であり、
1985年に京都市指定有形文化財に指定されています。
京都御所の周囲には九つの門があり、蛤御門は西門の1つです。
もともとの正式名称は「新在家御門」ですが、
天明の京都大火において御所が炎上したとき、
滅多に開かなかった新在家御門が開いたというので、
堅く閉じていた口が火にあぶられて開いたことを蛤になぞらえて、
「蛤御門」と呼ばれるようになったと伝えられています。
また、この辺りは1864年に長州藩と会津藩・薩摩藩を中心とする
幕府勢力が激突した場所でもあります。
激戦地の名を取って、「蛤御門の変(禁門の変)」とも呼ばれるこの戦いは、
京都市中の約3万戸が焼かれる市街戦にまで発展しました。
門の梁にはその時に撃たれた弾傷らしき跡が残されています。
自由に見学ができるので、近くにお越しの際は
ぜひ立ち寄られたらいかがでしょうか。
高瀬川源流庭苑は、高瀬川開削者である角倉了以が
その源流に建設した別邸跡にある日本庭園です。
鴨川から引かれた水が敷地内を通って高瀬川に注いでいます。
流量の多い豊かな流れの川は、涼しげな印象を与えてくれます。
池泉回遊式の庭園には、高さのある滝口が設けられていたり、
大燈籠や秀吉好みの金の茶室と同じ形式だという茶室もあったりと
見所が盛り沢山!
現在は「がんこ高瀬川二条苑」の付属庭園として
庭を眺めながら京懐石を味わうことができます。