醍醐寺三宝院の唐門
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醍醐寺にある三宝院は皇室ゆかりの門跡寺院です。
豊臣秀吉が自ら設計したといわれている庭園があることでも有名です。
三宝院の見所は非常に多く、建造物の大半が重文に指定されているなど
国宝指定を受けているものもあります。
その中に、朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる唐門があります。
2010年に修復されたという唐門は、いかにも重厚感が漂っています。
黒の漆塗りの門に豊臣家の桐の紋が中央に二つ、
天皇家の菊の紋が両側に二つ、金箔で豪華に施されています。
これだけ見ても、桃山時代の華やかな雰囲気が伝わってきますね。