本能寺
- 1update
本能寺は、日蓮大聖人の教えを弘める法華宗本門流の大本山です。
戦国武将・織田信長が討たれた歴史的大事件「本能寺の変」でもあまりにも有名です。
本能寺は現在、寺町御池にありますが、「本能寺の変」があった当時は、
西洞院四条あたりにあり、今よりもっと広大な敷地で、お寺の周りを高い塀と深い堀で囲われており、
京都でも随一の大寺院であったそうです。
そのため、信長は京都の滞在時には本能寺を常宿にしていました。
本能寺の変後、直ちに同じ場所に寺を再興することが決まりましたが、
豊臣秀吉の命令により、現在の場所へ移転させられました。
また、本能寺は何度も再建を繰り返してきた寺院です。
本能寺に行ってみますと、本能寺の「能」の字の右側のつくりの部分の、
2つの「ヒ」が「去」のような字を使っています。
これは本能寺が何度も焼き討ちに遭っている為、『ヒ』(火)が『去』る、
という意味で字形を変えているといわれています。