荒神口(京都交差点名・上京区編②)
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「荒神口(こうじんぐち)」
河原町通りにある小さな交差点です。
京都七福神の一つで「清荒神護浄院」に由来し、
「荒神さん」とも呼ばれていて火の守護神でもあるそうです。
京の七口でもある『荒神口』。
京の七口とは、京都と日本全国を結ぶ街道の出入口のことです。
荒神口の交差点の東側、鴨川には「荒神橋」という橋がかかっています。
かつては、ここから鴨川を渡って京の外に出る。
いわゆる志賀越え(山中越え)で比叡山を越えて、近江(滋賀県)まで行くことができました。
現在でも荒神橋の東詰から、北東方向へ斜めの道が走っており、志賀越えと言います。
つまり、ここは洛中から洛外へ出る「七口」のひとつだったわけです。
荒神口周辺の建造物
・護浄院 (清荒神)
・荒神橋
・京都府立医科大学附属病院 等