油小路通り(京都通り名・南北編⑲)
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「油小路通り(あぶらのこうじどおり)」
かつては西陣の寺之内通から西九条に至る通でしたが、
現在、北は竹殿南通から南は久世橋通に至る約9.7kmの路。
道幅は全体的に数メートルとあまり広い通りではないが、
実は京都の南北の通りでは長さが最大級だそうです。
平安京の油小路は一条大路から二条大路までは官庁街が広がっており、
中世は多くの武士たちの邸宅が建ち並んでいたそうです。
江戸時代には伏見への道としても賑わい、
十数藩もの武家屋敷が並んでいたそうだ。
現在ではJR東海道本線のガード北で堀川通の延長となり、
そこから南は、主要幹線道路になっています。
伏見区内では「新堀川通」と称されています。
油小路通り沿道の建造物
・西本願寺伝道院
・白峯神宮
・京都駅 等