霰天神山(祇園祭・山鉾シリーズ⑨)
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霰天神山(あられてんじんやま)
永正年間(1504~1520)京都に大火があった際に、
霰が降って鎮火したと言われその時に屋根の上に降ってきた
一寸2分(約3.5センチ)の天神様をお祀りしたのが
山の起こりと言われ、火除け天神とも呼ばれています。
前懸には16世紀にベルギーで織られたタペストリーが用いられ、
古代ギリシャ神話を題材とした長編叙事詩の一部「イーリアス」
の物語が描かれています。
山の上には唐破風春日造の神殿が置かれ天神様がお祀りされています。
■霰天神山の山鉾町
中京区錦小路通室町西入ル天神山町