月鉾(祇園祭・山鉾シリーズ③)
- 1update
月鉾(つきほこ)
月鉾は真木に月読尊(つきよみのみこと)を祀っています。
月読尊は伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国から戻り、
禊祓いで右眼を洗った時に生んだとされています。
水徳の神とも呼ばれ、このことから月鉾には月と水に纏わる懸装品が
沢山飾られていることにも注目です。
すべての山鉾の中で最も大きく重い月鉾。
その高さある鉾頭には金色の三日月が取り付けられ、
動く芸術品と呼ばれるにふさわしい豪華な懸小装品にも注目したいです。
■月鉾の鉾町
下京区四条通室町西入ル月鉾町