長刀鉾(祇園祭・山鉾シリーズ①)
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今年も宵山や巡行は中止となってしまいましたが、
来年こそは本来の形で祇園祭が行われるよう願いを込めて
今年伝統継承のために建てられた山鉾をご紹介します。
長刀鉾(なぎなたほこ)
祇園祭で毎年最も注目を浴びる鉾。
鉾先に疫病邪悪を払う大長刀(おおなぎなた)をつけており、
鉾の進行中に刃先が八坂神社と御所には向かないように
取り付けてあるそうでうす。
数ある山鉾の中では一番古くに創建され、
また山鉾巡行では毎年「くじとらず」として
四条烏丸から先頭を切って東に向かいます。
現在は唯一、生稚児の乗る鉾として注目を浴びています。
鉾の装飾品は以前はペルシャ製の
花文様絨毯(かもんようじゅうたん)や
中国及びその近辺で織られた絨毯を使用していましたが、
現在は保存されているそうです。
■長刀鉾の鉾町
京都市下京区四条通烏丸東入る長刀鉾町