鯖街道口
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出町橋の西詰北側にこちらの石標が立てられています。
京都と若狭湾を結び、主に魚の輸送路となっており、なかでも鯖が多く運ばれたことから
「鯖街道」と呼ばれるようになりました。この石標は鯖街道の起点を示すものです。
「鯖街道」は若狭国(現在の福井県)の小浜藩領内と
京都を結ぶ街道の総称で、今の国道27号や367号におおむね相当するそうです。
当時は約80kmの道のりを運び手が輸送していました。
若狭湾から水揚げされ塩づけされた鯖が、一昼夜かけて運ばれ京都に
着くころにちょうど良い塩加減になります。
冬の方が寒さで身がしまり、美味しかったそうですが、
冬は峠越えが厳しく峠越えの最中に命を落とす方もいたそうで
過酷な道のりだったことを想像します。
国道367号沿線等には鯖寿司関連のお店が多く存在しており、
鯖寿司の有名店が軒をそろえています。
京都に来た時には、ぜひ鯖寿司もご賞味ください。