南禅寺水路閣
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京都市左京区にある「南禅寺」の
三門を向かって少し右に歩いていくと
撮影スポットでも大人気の「水路閣」があります。
水路閣は東京遷都後、京都を復興させるために
琵琶湖の湖水を京都へ引いた「琵琶湖疏水事業」に伴って
1888年に完成されました。
レトロな赤煉瓦作りや、アーチ型の橋脚は
南禅寺境内を通過するという理由から
景観に配慮して田辺朔郎が設計・デザインしたもので
高さ9メートル、全長は93.2メートルにもなるそうです。
ローマ遺跡のような西洋建築と
日本の禅寺のなかで最も格式が高いといわれる南禅寺の空間とが
絶妙に調和しているのが面白いですね。
水路閣は登ることが出来ます。
正面にある階段を上がって行くと
疎水の流れを見ることができるので、是非試して下さいね。