京都四條南座
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祇園のランドマーク、「京都四條南座」。
歌舞伎発祥の地で400年以上も歌舞伎を上演してきた、日本最古の劇場です。
レトロな外観は「破風造」という桃山文化の建築様式で、
国の登録有形文化財になっています。
2018年に耐震補強のための改修工事が完了したところですが
特徴的な外観や内装は保存修復して改修されたそうで、
歴史ある雰囲気は従来のまま残されています。
南座といえば、年に一度東西の歌舞伎役者が集まる「顔見世興業」。
毎年11月25日前後の吉日に、出演する役者の名前が書かれた
「まねき」看板が正面入り口の上の方に上がります。
勘亭流(かんていりゅう)という、筆太で丸みを帯びた書体で有名ですね。
この冬の公演は終わってしまいましたが、
南座の劇場前がよりいっそう華やかで賑やかになる、冬の京都の風物詩です。