聖アグネス教会
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先週ご紹介した「京都御所の蛤御門」のすぐ近くにある教会です。
1898年にジェームス・M・ガ-ディナーの設計で
平安女学院の礼拝堂として建設されました。
また、日本聖公会京都教区の大聖堂としての役割も果たし、
「聖三一大聖堂」とも呼ばれていました。
現在は、京都教区の中心となる主教座聖堂、
聖アグネス教会という地域にある一つの教会、
そして平安女学院の礼拝堂としての3つの役割を担い、
信仰活動の拠点となっています。
外観は煉瓦造りのゴシック様式で、
内部には30以上のステンドグラス窓があり、
大部分は竣工当初のものが残されています。
煉瓦造りの聖堂としては歴史的に貴重な建築であり、
1985年に京都市指定有形文化財に指定されています。