東寺の蓮
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東寺では、7月中旬から8月上旬にかけて蓮が見頃を迎えています。
仏教の中でよく登場する蓮ですが、
その由来は、仏教の教えの象徴としてとらえられているためです。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
不浄である泥の中から芽を出し、
真っ直ぐに茎を伸ばして優美な花を咲かせる様子から
俗世の欲にまみれず清らかに生きる
という意味を持ちます。
早朝に花を咲かす蓮は、昼過ぎには花を閉じてしまいます。
東寺の開門時間は早朝5時なので、
美しい蓮をみるには最適なお寺なのです。
蓮の背景には、有名な「五重塔」があり、
国宝とのコラボレーションを楽しむことができます。