函谷鉾 山鉾巡行
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祇園祭のハイライトともいえる山鉾巡行が
先日7月17日に行われました。
弊社のご近所、四条烏丸を少し西に入ったところで
くじ取らずの鉾として毎年5番目に巡行する函谷鉾を見ることができました。
函谷鉾の由来は、紀元前270年頃、
中国4君の一人に数えられる政治家の孟嘗君(もうしょうくん)が
部下による鶏の鳴き声の真似によって函谷関を脱出でき、
一命を取り留めたという故事に因んで名付けられています。
鉾を飾る美しい工芸品や染織品の数々。
その豪華絢爛な様子から「動く美術館」ともいわれています。
前祭では23基の山鉾が京都市内を練り歩き、
曲がり角で山鉾が方向転換する「辻回し」の瞬間には、
歓声が上がるなど盛り上がりをみせていました。