伏見十石船
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遊覧船から伏見の酒蔵や街並み、桜並木などの風景を楽しめる
「伏見十石船」の運航が3月21日(木・祝)〜はじまります。
名水に恵まれ、現在も全国有数の酒処として知られる伏見は、
かつては秀吉によって整備された伏見城の城下町、
そして江戸時代には京都‐大坂間の舟運の拠点として栄えました。
酒や米など物資の運搬や旅客の輸送に使われていましたが、
明治期の近代化により蒸気船へ移行していき、
明治末期には姿を消すこととなってしまいました。
その後、地元住民により1998年に遊覧船として再び運航が開始しました。
現在は観光船として多くの方に人気を集めています。
また、30人乗りの「三十石舟」もあり、
修学旅行などの団体で参加される際によく利用されています。