東寺の五重塔
- 1update
東寺の五重塔は東寺だけではなく、
もはや京都のシンボルともなっている塔です。
高さは55mもあり、木造塔として日本一の高さを誇ります。
826年に空海が創建に着手しますが、
完成したのは空海没後の9世紀末でした。
約50年もかかった難工事でしたが、
なんと4年後には落雷によって焼失してしまいます。
その後も雷火や不審火で4回焼失し、
現在の塔は1644年に徳川家光の寄進で建てられた5代目です。
塔内には、弘法大師空海が唐より持ち帰った
仏舎利が納められているそうです。
塔の内部は普段は非公開となっていますが、
年に2回程特別公開され、塔の初層内部をみることができます。