伏見稲荷大社
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伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。
稲荷山全体が神社の神域になっており、
隅々まで見学するとちょっとした山登り気分を味わえます。
伏見稲荷大社のシンボルといえば、朱色の鳥居がズラッと並ぶ「千本鳥居」。
千本鳥居のある辺りは神の降臨地である山の入り口にもあたり、
現世から神様のいる幽界へと続く門として多くの鳥居が
建てられたのが始まりとされています。
奉納した理由に関しては、千本鳥居の意味に直接通ずるようで、
なんでも鳥居を献ずることによって、
願いが「通る」という語呂合わせから生まれた信仰だそうです。
ちなみに、千本鳥居といいながら、稲荷山全体の鳥居は1万基ほどあるそうで、
その数は今も増え続けているそうです。
また、歴史があるということで鳥居の劣化も激しく、
1日に3本ほどは新しく建てたり修理しなければならないのだとか。
一度訪れたことがある人も、意味と由来を知ったうえで、
もう一度訪れてみてはいかがでしょうか。