渡月橋
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渡月橋は嵐山のシンボル的な存在で、
四季折々素晴らしい景観を楽しむことができる人気の観光スポットです。
渡月橋と呼ばれるようになったのは、
鎌倉時代に亀山天皇が、満月の晩に舟遊びをされた際に、
月が橋の上を渡るように見え、
「くまなき月の渡るに似る」と詠われたことに由来しています。
この地に最初に橋をかけたのは、空海の弟子である道昌という僧でした。
その後、橋は洪水や戦乱などによって度々破壊されており、
その度にかけ直してはまた壊れ・・・
というのを歴史と共に何度も繰り返してきました。
現在の渡月橋は、昭和9年に造られたものです。
橋脚が鉄筋コンクリート製で、上の欄干部分は和製のヒノキで出来ています。
毎年12月には、「嵐山花灯路」という期間限定のイベントが開催され、
渡月橋がライトアップされます。
周りの山々や水辺も幻想的に照らされ、非日常の景色が拡がります。