古都ブログ
大手筋(京都交差点名・伏見区編②)
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「大手筋(おおてすじ)」
豊臣秀吉が自らの隠居場所として伏見城を建造しようとした際、
自らが住む地である伏見を発展させるため、
秀吉は部下に命令させて「大手筋」なる大通りを作った。
伏見城に出入りする一番重要な道だったそうです。
現在では、国道1号線の交差点ということもあり
周りには多くのお店や、工場などが立ち並んでいます。
交差点を東にいくと現在の大手筋のシンボルともいえる、
「大手筋商店街」となって賑わっています。
大手筋近隣の建造物
・蘇生会総合病院
・大手筋商店街 等
赤池(京都交差点名・伏見区編①)
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「赤池(あかいけ)」
京都南インター付近の地名です。
平安時代の終わりごろの「文覚(もんがく)」という人物に関係されおり、
元々武士だったそうで、同僚の武士の妻と恋に落ち許されない恋をしたといいます。
その女性に求婚を申し立てたところ、
「寝室に忍び込み主人を仕留めてください。」
と言い、文覚が仕留めたところ斬った相手は女性だったそうです。
主人と文覚との関係を悩んだ女性は死を覚悟したのそうです。
文覚が女性の首を近くの池で洗ったことから、
血で赤く染まった池を「赤池」と呼ぶようになったそうです。
他にも由来となる説は複数あるそうです。
赤池近隣の建造物
・城南宮
・鳥羽殿跡
・京都南インター 等
福王子(京都交差点名・右京区編⑧)
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「福王子(ふくおうじ)」
宇多天皇の生母である斑子女王が光孝天皇との間に、
4男4女と多くの皇子皇女をもうけたことに由来し一帯の地名とされたそうです。
福王子には、「福王子神社」があり斑子女王を祭神として祀り、
現在でも仁和寺の守護神として非常に深い関係があるそうです。
また近隣の旧村の産土神として崇められており、
社殿は国の重要文化財に指定されています。
福王子近隣の建造物
・福王子神社
・京都霊山護国神社
・善福寺 等
平岡八幡(京都交差点名・右京区編⑦)
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「平岡八幡(ひらおかはちまん)」
京都市内から神護寺へ向う梅ヶ畑付近梅ヶ畑付近、
周山街道沿いに平岡八幡宮があり、そのふもとの交差点です。
梅ヶ畑は、古くより梅の産地として知られ地名の由来になり、
平岡八幡宮は梅ヶ畑付近の産土神として祀られてきたそうです。
境内は、高雄もみじの参道と、椿の名所になっています。
平岡八幡近隣の建造物
・平岡八幡宮
・往生院
・大龍寺 等
双ヶ丘(京都交差点名・右京区編⑥)
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「双ヶ丘(ならびがおか)」
世界遺産仁和寺のある御室地区の南側の地域で、
住宅地に囲まれた独立丘陵※があることがら地名の由来となっています。
(※標高が比較的低い火山群からなる巨大な山塊)
また、「双岡」、「雙ヶ岡」(国指定名勝)、「雙岡(ならびのおか)」、「雙丘」などとも記されています。
この双ヶ丘には、古墳時代後期に築かれた古墳が24基あり、
「双ヶ岡古墳群」と呼ばれているそうです。
古代に丘の南西に位置する太秦の地を治めていた渡来系族・秦氏のものだと考えられています。
1997年、双ヶ丘は、「京都の自然200選 歴史的自然環境部門」に「雙ヶ岡」として選定されたそうです。
双ヶ丘近隣の建造物
・双ヶ丘
・京都市右京ふれあい文化会館
・木島坐天照御魂神社 等