古都ブログ
筆始祭と天満書(京都の祭りカレンダー 1月編②)
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「筆始祭と天満書」
北野天満宮の御祭神である菅原道真(天神さま)は、
「学問の神様」として知られています。
書家の「三聖」の一人として「書道の神様」とも言われていました。
そして、古くより天神様の神前で書初めをする事を「天満書」といい
年始めに天満宮の神前にて書初めをします。
筆始祭とは若水を満たした「水差し」に筆や墨などをお供えして、
書道に親しむの人々の技芸の向上を祈願するものです。
大人から子供まで楽しめる行事ということもあり、沢山の人で賑わいます。
2日から4日までの間には沢山の書初めが奉納され、
1月下旬から展示されるそうです。
日時:1月2日~4日
場所:北野天満宮(京都市上京区)
皇服茶授与(京都の祭りカレンダー 1月編①)
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「皇服茶授与」
六波羅蜜寺では元旦に汲んだ若水で茶を点てて、小梅と昆布が入った皇服茶(大福茶)がふるまわれ、
厄難除けのお札も一緒に授与されます。
平安時代の後期、空也上人が薬湯を病人に飲ませ、
病気を平癒したという寺伝によります。
そして皇服茶に入っている梅干しの種は金運を上げると言い伝えられています。
元旦には多くの人が訪れるそうで、
京都のお正月では有名な行事だそうです。
日時:1月1日~3日
場所:六波羅蜜寺(京都市東山区)
料金:皇服茶300円
※先着順で稲穂(福徳自在初稲穂)も授与されます
松尾(京都交差点名・西京区編②)
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「松尾(まつお)」
松尾大社が有名で、松尾大社の裏手には松尾山がそびえたっている。
古来よりこの地域を「まつのを」と呼んでいたことに由来しますが、
時代の流れとともに「まつおたいしゃ」という呼び方もされるようになりました。
京都でも古くから住む近隣の人々は「まつのお」と、
後から京都に移り住んできた人たちは「まつお」と呼ぶようで、
地域の呼び方も「まつお」に変化しきているようです。
松尾大社といえば日本最古級の神社で、
室町時代末期以降は「日本第一酒造神」とも仰がれています。
また、京都の東西南北を守るといわれる四神のうち、
西の守護神白虎ゆかりの地でもあります。
松尾近隣の建造物
・松尾大社
・鈴虫寺
・浄住寺 等
天皇ノ杜古墳前(京都交差点名・西京区編①)
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「天皇ノ杜古墳前(てんのうのもりこふんまえ)」
天皇の杜古墳は、古墳時代前期(4世紀代)に築造された市内で最大級の数少ない前方後円墳。
地元では古くから「文徳天皇(平安時代の天皇)の御陵」として語り継がれ、
また「御陵さん」の呼び名で畏敬と親しみをもって今日まで守られてきました。
このため、京都市内の中では最も保存状態がよく、
歴史的・学術的価値が高いことから大正11年(1922)国の史跡に指定さたそうです。
天皇ノ杜古墳前近隣の建造物
・天皇の杜古墳
・京都大学 桂キャンパス
・京都桂病院 等
勧修寺(京都交差点名・山科区編⑧)
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「勧修寺(かんしゅうじ)」
勧修寺のすぐそばの交差点です。
住所や交差点名は「かんしゅうじ」ですが、
お寺の名前は「かじゅうじ」と読みます。
醍醐天皇が母・藤原胤子を弔うために祈願所として建てた門跡寺。
本堂・書院・宸殿など皇室下賜の堂宇がたち、庭園は平安時代の面影があります。
勧修寺といえば平安時代から残る氷室池があり、
5月から6月にかけて、花しょうぶと睡蓮が見れることでも有名です。
勧修寺近隣の建造物
・勧修寺
・地下鉄東西線 小野駅
・吉利倶八幡宮 二之鳥居 等
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