初天神(京都の祭りカレンダー 1月編⑦)
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「初天神」
学問の神で知られる菅原道真公(すがわらみちざねこう)を偲び、
北野天満宮では毎月25日を御縁日とし、天神市が開かれています。
そして、年最初の御縁日は境内に約千軒程の露店などが出て賑わっています。
奉納書初めと天満書の作品展が行われたり、
「宝物殿の御社宝」がこの日限り公開されます。
日時:1月25日
場所:北野天満宮(京都市上京区)
料金:300円(宝物殿)
「初天神」
学問の神で知られる菅原道真公(すがわらみちざねこう)を偲び、
北野天満宮では毎月25日を御縁日とし、天神市が開かれています。
そして、年最初の御縁日は境内に約千軒程の露店などが出て賑わっています。
奉納書初めと天満書の作品展が行われたり、
「宝物殿の御社宝」がこの日限り公開されます。
日時:1月25日
場所:北野天満宮(京都市上京区)
料金:300円(宝物殿)
「通し矢」
この大会は江戸時代の「通し矢」にちなんだ大会だそうで、
新成人やベテランの弓道者の方が全国から参加されます。
その中でも、その年に成人を迎えた女性たちによる競射が行われるのですが、
晴れ着姿で競技する姿がとても華やかで人気だそうです。
普段は拝観料がいりますが、この日は拝観料が無料になります。
日時:1月15日前後(15日に近い日曜日)
場所:三十三間堂(京都市東山区)
「裸踊り」
元日から14日の間、法界寺の本堂(薬師堂)で五穀豊穣を願う修正会が行われます。
結願日(最終日)の19時頃から、水をかぶり身を清めた男性たちが下帯姿で勇壮に踊り、
祈願を込めながら「頂礼(ちょうらい)」という言葉を連呼し「裸踊り」が奉納されます。
真冬の夜に行われるなんとも勇敢な行事です。
日時:1月14日
場所:法界寺(京都市伏見区)
「十日ゑびす大祭」
『えべっさん』として親しまれている、ゑびす神社で1月8日~12日の期間に
商売繁昌と家運隆昌を祈願した吉兆笹などが授与されます。
さらに縁起物として大宝・福俵・福箕・福熊手・福鯛・宝船などの授与があり、
この授与はゑびす神の誕生日が1月10日で誕生日を挟んだ5日間で行われているそうです。
神楽殿では終日、神楽の奉納が行われています。
5日間のスケジュールは
8日 | 9:00~23:00 | 招福祭 |
9日 | 9:00~夜通し(開門) | 宵ゑびす祭 |
10日 | 0:00~夜通し(開門) | 十日ゑびす大祭 |
11日 | 0:00~24:00 | 残り福祭 |
12日 | 9:00~22:00 | 撤福祭 |
ゑびす神社までの道では沢山の屋台なども出店され沢山の人で賑わっています。
日時:1月8日~12日
場所:京都ゑびす神社(京都市東山区)
料金:福笹3500円・福俵/福箕/福鯛/福熊手 等 各1200円
「蹴鞠(けまり)始め」
毎年1月4日に、下鴨神社で「蹴鞠初め」が行われています。
元々は中国から伝わり、その後に平安貴族の間で親しまれました。
御所に伝わる優雅な「蹴鞠」が奉納され、伝統行事として京都では有名なお祭です。
蹴鞠は鞠庭(まりば)で円陣が組まれて烏帽子を身に付けた鞠人が、
鹿の皮でつくられた直径20cmの鞠を右足のみを使って蹴り上げます。
掛け声は「アリ」「ヤア」「オウ」で鞠庭に響き渡ります。
高く蹴り上げた時には観衆から大きな歓声が沸きます。
相手にいかに受けやすいように蹴るのが上手とされています。
勝敗は付けず1回につき10~15分で終わりますが、
多くの見物客で毎年賑わっています。
日時:1月4日
場所:下鴨神社(京都市左京区)
料金:見物は無料※特別拝観席2000円