古都ブログ
みたらし祭
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京都の下鴨神社で毎年7月に行われているみたらし祭。
「足つけ神事」とも言われており、
下鴨神社境内の御手洗池(みたらしいけ)の湧き水に足を膝まで浸して、
罪やけがれを祓って無病息災を祈るお祭りです。
今年は7月19日(金)~28日(日)に開催され、
1年のうちこの期間中だけ御手洗池に入ることができます。
“みたらし”と聞くと、みたらし団子を思い浮かべてしまいますが、
本当にみたらし団子の由来になっているんだとか。
御手洗池は土用の丑の頃になると、地下からの湧水の量が増え、
水泡を発生させるようです。
その泡の見た目を模して、「みたらし団子」が生まれたそうです。
みたらし団子発祥の地ということで、当日は屋台が出ているそうですよ。
羅城門跡
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羅城門は794年(延暦13年)に建設した平安京の正門で、
朱雀大路の南端に位置し、北端の朱雀門と相対しています。
東西4.5キロ、南北5.3キロの広大な敷地の南端に羅城門がそびえ、
北端の朱雀門と相対していたとされています。門は正面33メートル、
奥行8メートル。
芥川龍之介の小説の映画、羅生門でもとても有名です。
文献上では、『続日本紀』において雨乞い・外交使節送迎など
様々な儀式が行われていたそうです。
三室戸寺 あじさい園
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三室戸寺は西国三十三観音霊場10番札所で
本山修験宗の別格本山でとても由緒あるお寺です。
親しみを込めて花の寺とも呼ばれており、さくら、つつじ、
あじさい、もみじなどが咲き誇ります。
あじさい園の中にある期間限定でOPENしていた花の茶屋では
甘味やお蕎麦なども楽しめますので、花を見ながら一休みできます。
三条大橋とストロベリームーン
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ネイティブアメリカンの方々にとって、6月が野いちごの収穫時期であったことから、
6月の満月をストロベリームーンと呼んでいたと言われています。
ピンクに見えるわけではないですが綺麗な月でした。
にぎやかではありますが、鴨川沿いは月がきれいに見えるスポットでもありますので
夜空を見に来てはいかがでしょうか。
弁慶石
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源義経に仕えた、豪傑な荒法師として知られる武蔵坊弁慶。
多くの伝説が残され、その1つに“石フェチ”だったと
いわれる弁慶が愛した石、「弁慶石」があります。
高さ1mほどあるその巨石は、
弁慶が子供の頃に住んでいた三条京極から近い、
三条通麩屋町にあるビルの敷地内に存在しています。
弁慶石は、高館(岩手県)にて弁慶が最期を遂げた際、
その弁慶の死を憐れんで、高館へと移されました。
しかし、ある日突然、その石が「三条京極に帰りたい!」と喚きだしたそうな。
それから高館で原因不明の熱病が蔓延するようになり、
人々は弁慶の祟りだとして、石を京都へ送り返したのです。
石は供養のために誓願寺の庭園に置かれていましたが、
有志により引き取られ、1929年に現在の場所に安置されました。
現在、弁慶石は「男の子が触れば力持ちになる」とか、
「火難や病魔から逃れることができる」といった伝承が信じられ、
町の守り神として、親しまれています。