古都ブログ
竹林寺
-
1update
上京区にある竹林寺は
JR「円町駅」から5分ほど歩いたところに建っていて
「達磨寺」として有名な法輪寺のすぐ向かいにあります。
お寺の門って、通常は黒っぽい色をしているイメージですが
こちらはちょっと珍しい、ハッと目を引く朱色。
鎌倉時代に創建された当初は赤くなかったようですが
室町幕府の初代将軍である足利尊氏が再建した時に朱塗りになり、
以来「赤門(あかもん)の竹林寺」という呼び名で親しまれています。
この竹林寺のもうひとつの見所といえば
六角獄舎(ろっかくごくしゃ)殉難志士のお墓。
六角獄舎殉難とは、幕末に捕えられ六角獄舎に投獄されていた志士が
蛤御門の変の際に脱走されないよう、
判決が下る前に斬首されたという事件です。
赤門をくぐると左手は墓地になっていて
平野国臣をはじめ六角獄舎殉難志士37士の名前が
丁寧に記されています。
御朱印もあります。
幕末の志士達に興味のある方は一度、
足を運んでみてはいかがでしょうか?
城南宮
-
1update
城南宮(じょうなんぐう)は京都市伏見区にある神社です。
約1200年前、平安遷都の際に都の南の守りとして創建されました。
「京都の方除けの社」として知られていて
工事や引越し、家相、旅行などの方位に関する災難を除く祈願に
多くの人が参拝しています。
また、宮中で催された歌会を再現した
「曲水(きょくすい)の宴」という行事は有名で
琴の音色が響く中、平安貴族の装束を纏った人たちが和歌を詠む空間は
華やかな王朝時代さながらです。
そんな城南宮は伏見区の紅葉の名所でもあります。
11月中旬は庭園に植えられた約100本のイロハモミジが色づきはじめます。
近鉄京都線「竹田駅」を降りて15分程歩くと到着するので
紅葉散策のレパートリーのひとつにおすすめです。
大行寺
-
1update
大行寺(だいぎょうじ)は京都市下京区にあるお寺です。
仏光寺の隣にあり、長谷山(ちょうこくざん)北ノ院と呼ばれています。
真宗仏光寺派に属し、本尊は阿弥陀如来立像。
重要文化財に指定されています。
度々の災火により焼失し
現在の本堂は昭和4年に再建されたものです。
境内には「仏足跡」という石があります。
足の指先すべてに卍印が入った、珍しい仏足跡です。
普段は拝観謝絶のお寺ですが
写経の会、法話の会に参加するとお参りできます。
周辺は比較的静かで
雰囲気のあるカフェやお店が色々あるので
お参りの後に散策してみるのもおすすめです。
大覚寺
-
1update
大覚寺は京都市右京区嵯峨にある、真言宗大覚寺派の寺院です。
嵯峨天皇の離宮として建立されて1200有余年の歴史があり、
嵯峨御所とも呼ばれています。
境内の見所のひとつである「大沢池」は現存する日本最古の人工の林泉。
離宮の面影を残した格式ある景観がとても美しく、
春は桜、夏は蓮の花と、四季折々の彩りを楽しめます。
これから見頃を迎える紅葉の季節には
「真紅の水鏡」と呼ばれる大沢池のライトアップがあり、
夜間の特別拝観を楽しめます。
広大な池の周りを照らされた幻想的な光と紅葉は、圧巻の光景です。
法輪寺
-
1update
円町にある法輪寺は通称「達磨寺」と呼ばれ親しまれています。
その名の通り、境内の達磨堂には
約8000体もの大小様々な達磨が祀られています。
大きいものだと150cm以上あるものもあり、中々な迫力です。
達磨堂は、1945年第二次世界大戦直後、禅宗を開いた達磨大師に倣い、
七転び八起きの精神で戦後復興するために、
市民に呼び掛け建立されました。
境内のあちらこちらに達磨に関するものがあり、
さりげなく達磨の形をしている窓や模様があったりと
隠れ達磨を探してみても面白いかもしれませんね。
2 / 10«12345...10...»最後 »