古都ブログ
祇園祭 -宵山-
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祇園祭で一番の盛り上がりをみせる宵山。
7月15・16日には、一部のエリアが歩行者天国になり、
屋台露店が立ち並びました。
山鉾の提灯が灯され、
「コンチキチン」の祇園囃子が街中に響きわたり、
街中はたくさんの人で賑わいます。
各山鉾には、厄除けのちまきや祇園祭限定のグッズが販売されており、
その山鉾ごとにご利益が異なります。
玄関の軒先に吊るしておくと、疫病神の侵入を防げるのだとか・・・。
また、宵山の時期には「屏風祭」という山鉾町にある旧家・老舗が
それぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾り、
公開するというお祭りも開催されています。
様々な楽しみ方ができる、京の夏の風物詩・祇園祭も終盤を迎えています。
今年は猛暑と共に、また歴史に残る祇園祭になったのではないでしょうか。
本教寺
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本教寺は、京都伏見の大手筋商店街にある寺院です。
「大手筋の妙見さん」と呼ばれて地元の人たちから親しまれています。
境内には、徳川家康の次女・篤姫が秀吉より贈られた牡丹が植えられており、
「慶長牡丹の寺」とも呼ばれています。
牡丹は毎年4月中旬頃に美しい花を咲かせてくれます。
また、本教寺は「十二支妙見めぐり」の「午(南)」の寺として信仰を集めています。
「十二支妙見めぐり」というのは、江戸時代中期に、
京都御所の紫宸殿を中心に十二支の方角に、
各々妙見菩薩を祀ったことに始まり、
江戸時代を通してこの十二のお寺を順番に訪問して、
開運や厄除けを祈願することが大いに流行りました。
しかし、明治時代になるとやがて衰退してしまったとか・・・。
昭和61年、京都の日蓮宗のお寺を中心として「洛陽十二支妙見会」が発足し、
再び「十二支妙見めぐり」が復活しました。
現在の12のお寺は、江戸時代とは大半が入れ替わっているようですが、
当時の歴史と伝統を今に伝えようとする試みのようです。
祇園祭 -鉾建て-
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今年もいよいよ祇園祭の季節がやってきました!
街のあちらこちらで準備が着々と進められており、
7月から始まった祇園祭も
いよいよフィナーレを迎えようとしています。
7/10から各町では巡行の山鉾が収蔵庫から出され、
鉾の組み立てが行われています。
鉾の組み立てには釘を一本も使用しない
「縄がらみ」という伝統技法を用い、
職人たちによって組み上げられていきます。
完成された姿も豪華絢爛で美しいですが、
こうして一から匠の技で組み立てられた工程をみると、
より感動が深まりますね。
わら天神
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わら天神は京都で古くから安産にご利益があるとされてきた神社です。
その通称が定着していますが、実は正式名は「敷地神社」と言います。
その由縁は、古来より稲わらで編んだ籠にお供え物を入れて神様に捧げており、
やがて抜け落ちたわらを安産のお守りとして妊婦さんに授与するようになりました。
そのわらのお守りの珍しさから 「わら天神」の通称が広まり定着したのだとか。
わらに節があれば男の子、なければ女の子が産まれるとの言い伝えがあります。
安産祈願で人気の戌の日には、全国各地からも多くの参拝客が訪れます。
また、無事出産を終えた人がお礼参りで奉納したよだれかけが本殿のそこらじゅうに
かかっている風景はとても珍しく、家族が増えた喜びなど、
メッセージを読んでいるだけでも微笑ましくなってきます。
御金神社
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御金神社は、金運アップのパワースポットとして近年人気を集めています。
訪れてみると、まずはインパクト大の金色に輝く鳥居がお出迎えしてくれます。
境内には、金の鈴緒、金印の瓦紋、福財布などの金運グッズがあり、
いかにも運気がアップしそうな雰囲気です。
御金神社の御祭神は、製鉄の守護神として知られている金山毘古神です。
本来は、生活の中で用いられる金属全般(剣、刀、鏡、鋤、鍬など)に
ご利益を授ける神様なのです。
現在は金属を司る神様ということが転じて、通貨の金・銀・銅も金属であることから、
金運の神様としての意味合いの方が強くなってきており、
金運上昇を願う参拝者で賑わっています。
24時間いつでも訪れることができるそうなので、
時間を気にせず参拝できるのはいいですね。
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