帷子ノ辻(京都交差点名・右京区編②)
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「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」
平安時代の初めにいた嵯峨天皇の皇后である檀林(だんりん)皇后は
仏教に深く帰依して慈悲深く、そのうえとても美しい女性でした。
彼女が亡くなった時に棺にかけられていたのが、
絹や麻糸で織った着物(帷子)でした。
お葬式の際にこのあたりを通った時に、
三条通と交わる辻(交差点)で帷子が風に舞って落ちたことから、
このあたりが帷子ノ辻と呼ばれるようになったそうです。
または遺体が捨てられた場所で帷子ノ辻と呼ばれるようになったという説もあります。
帷子ノ辻近隣の建造物
・京福帷子ノ辻駅
・松竹撮影所
・垂箕山古墳(片平大塚山古墳・仲野親王高畠墓)等