祇園(京都交差点名・東山区編③)
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「祇園(ぎおん)」
祇園といえば、京都の花街であるとか、舞妓さんがいるなどの印象が強い街です。
そんな祇園の由来は、
・「祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくおん)」の略
・「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」の略
・京都の祇園社(現在の八坂(やさか)神社)
だと言われています。
祇樹給孤独園は祇園精舎の別名のようで、
祇園精舎(祇樹給孤独園)とは
須達(しゆだつ)長者(給孤独ともいう)が釈迦とその弟子に寄進した寺。
インド中部のコーサラ国首都の舎衛城の南に旧跡が残っているそうです。
祇園社とは、現在の八坂神社に祀られている祭神で素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。
素戔嗚尊は牛頭天王(ごずてんのう)と同体とされています。
牛頭天王は、インドの祇園精舎の守護神です。
牛頭天王をこの地に祀ったのは、朝鮮半島の高句麗からやってきた伊利之(いりし)と伝えられており、
これが祇園社の始まりだと言われています。
現在では京都の代表的な繁華街で世界的に有名な観光地として知られています。
祇園近隣の建造物
・八坂神社
・円山公園
・知恩院
・よしもと祇園花月 等