醒ヶ井通り(京都通り名・南北編⑳)
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「醒ヶ井通り(さめがいどおり)」
北は六角通から南は西九条町にまで至った路ですが、
途中数カ所で中断されて、また五条通から南は堀川通の拡幅によって
取り込まれてしまい姿を消しています。
平安時代の井戸「佐女牛井(さめがい)」が、
名の由来となっているそうです。
その井戸は、村田珠光(むらたじゅこう)が足利義政(あしかがよしまさ)に
献茶した際に使用したと伝えられています。
その後も、武野紹鴎(たけのじょうおう)や千利休(せんのりきゅう)、
織田有楽斎(おだうらくさい)といった名だたる茶人に愛用され、
天下一の名水と有名になったそうです。
醒ヶ井通り沿道の建造物
・住吉神社
・越後神社
・観音寺 等