上賀茂神社の社家町
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上賀茂神社の東隣に
風情漂う「社家町(しゃけまち)」が広がっています。
「社家」は代々神職を世襲してきたお家のことです。
昔は大きな神社はそこに仕える神職者が
神社のそばに住むことが多かったんですね。
いまでは20軒ほどになっていますが
江戸時代には275軒もあったとか。
それでもこの規模で現存しているのは、珍しいことだそうです。
上賀茂神社の境内を流れる川は、禊が行われるというくらい神聖なもの。
その川が外へ流れ出ているのが、社家町を通る「明神川」です。
神聖な小川と、土塀の奥には美しいお庭の緑。
静かで美しく、とても京都らしい風景です。
このあたりを散歩するだけでも心が洗われそうですね。
上賀茂神社を参拝するときは、ぜひ「社家町」も散策してみて下さいね。